ゲームエンジニアの理想と現実

若い世代の男性はゲームをプレイすることが好きな傾向にある。今の若者は幼少期からテレビゲームに囲まれて生きてきたので、こうした娯楽があるのが当たり前の状態になっているのだ。したがって、それらを作り出しているエンジニア業も身近な存在に感じている傾向が強い。自分が大人になったときには、この分野のエンジニアになりたいと考える人が多いのも当然の話だ。

ただ、仕事なのでもちろん理想と現実の間には大きなギャップがある。特に花形職業と呼ばれているゲームエンジニアの世界ではそれが顕著である。作品作りは楽しいものだと考えている学生も多いが、どの作業も地道な努力が必要になるものばかりだ。作品の根本を形作るプログラマは特に地味な作業を続けていくこととなる。プレイ画面をほとんど見ずに、テキストエディタで文字と格闘をしてくことになるからだ。遊ぶことが好きなら、面白い作品を作る作業は苦痛に感じることも少なくない。自分が遊んでいて楽しかったからというだけの理由で業界入りしても、理想と現実のギャップに絶望して辞めざるを得ない状況に追い込まれることもある。

他の業界に入るのと同じように、業界研究をしっかりとしてからエントリーシートを提出するようにするのが正解だ。需要が高いというイメージにはギャップがなく、実際仕事量は非常に多い。日本の娯楽産業は世界へ輸出され始めているので、こうした業界に関わること自体は悪いことではないのだ。

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